はい、今回はお客様のお悩みで、

「髪は伸ばしてるけど、ボリュームを抑えたくて量も多くて悩んでいる」

いったお客様の改善事例をご紹介したいと思います。

では、早速beforeのご紹介です。

before

髪を伸ばしてるとのことですが、胸下まで伸ばしたいそうで、まぁまぁ先の話になりそうです。

現在、スタイルはショートのボブスタイルです。

素材DATA

  • 髪質…猫っ毛
  • 量…多毛
  • カラー履歴…ブリーチ毛
  • 希望…伸ばしてる。髪色を暗くしたい。
  • 施術内容…カット+カラー+トリートメント

伸ばしてるので、カットでやれることは正直少ないのですが、

伸ばしてる方でやりがちなのが、伸ばしてる最中なのに毛量を減らすことです。

これやっちゃうと永遠と伸びません。

一見、毛量減らすだけだから伸びそうな気がしますが、毛先が少なくなって根元だけ永遠に多いままなので、伸びてくる過程で根本が重く感じてしまいます。

髪は根本から伸びてくるので、伸ばしてるのなら毛先に厚みが足りないと髪は伸びていかないのです。

毛量と長さは比例していかないと髪は伸びていかないので、量を減らしつつ伸ばしていくのって、クラゲみたいになるだけなんで、スタイルとしてやってはいけないことなんです。

どうしても量を減らしたいのなら、伸ばすのがそもそもスタイルとして違うか、伸ばしきってから量を減らすということをしないといけません。

という事で、今回はカットは表面のパヤ毛を整える程度で、カラーでトーンダウンとトリートメントをさせて頂きました。

カラーは襟足部分にブリーチ履歴があり、全体的には10トーン以上の明るさがあります。希望の色としては、赤みを出さずに7トーンほどまで暗く次第とのこで、

アッシュ系をベースにトーンを下げさせて頂きました。

after

ブリーチ部分と全体的には塗り分けはせずに、全体的に同じ色で染めてあります。

トリートメントを先にしてからカラーをしているので、カラーによる髪への影響を減らして、トリートメント効果で、カラーの持ちと色艶を出しております。

この状態で、髪の毛を伸びしていけると、とても綺麗な状態を維持したまま伸びしていけると思います。

髪は10トーン以上の明るさで染めていくと、アルカリ値が高くなるので、カラーで髪の毛にダメージが出やすくなります。

一度明るくしたのなら、色が抜けやすいと思うので、色味を楽しむならトーンダウンでやっていけるとカラーによる髪の毛影響も少なくなるのでオススメです。

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