縮毛矯正は、ただ「クセを真っ直ぐにする」だけの施術ではありません。
クセを伸ばすだけなら、強い薬剤を使い、しっかり反応させ、高温のアイロンで真っ直ぐにする。
一見すると、それでも縮毛矯正は成立します。
しかしaltemaが大切にしているのは、クセが伸びたかどうかだけではありません。
真っ直ぐすぎないこと。
硬くならないこと。
必要以上にボリュームを失わないこと。
毛先まで自然に動くこと。
そして、カラーや次回の縮毛矯正を続けていける毛髪状態をできるだけ維持すること。
縮毛矯正は、髪の内部に化学反応を起こし、さらに熱を加えて毛髪の形状を変化させる施術です。
だからaltemaでは、
どんな薬剤を使うか。
どこまで反応させるか。
どのくらい熱を与えるか。
どんな形に仕上げるか。
そして、施術後に何を残さないか。
ここまで含めて縮毛矯正と考えています。
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そもそも、なぜクセ毛を真っ直ぐにできるのか?
髪の形は、表面だけで決まっているわけではありません。
毛髪内部には、髪の形状や強度に関係するさまざまな結合が存在します。
縮毛矯正で特に重要になるのが、
S-S結合(ジスルフィド結合)
です。
一般的な縮毛矯正では、1剤に含まれる還元剤を作用させ、毛髪内部の結合に変化を与えます。
その状態で髪をストレートの形状へ整え、アイロンなどの熱を利用して形を作る。
そして最後に酸化処理を行います。
大きく分ければ、
還元 → 形状形成 → 酸化
という工程です。
つまり縮毛矯正は、髪の表面をコーティングして真っ直ぐに見せる施術ではなく、毛髪内部の構造に作用して形状を変える施術です。

だから、縮毛矯正は髪への負担をゼロにはできません。
ここはaltemaドット東京では曖昧にしません。
毛髪内部に化学反応を起こし、さらに熱によって形状を変える以上、まったく負担を与えずに縮毛矯正を行うことはできません。
重要なのは、
ダメージをゼロにすることではなく、必要以上の反応を起こさないこと。
クセを伸ばすために必要なところまでは反応させる。
しかし、それ以上は作用させない。
altemaドット東京では、この「必要な反応量」を見極めながら薬剤・時間・熱を調整します。
クセが強い=強い薬剤、ではありません。
クセが強いから強い薬剤。
クセが弱いから弱い薬剤。
実際の縮毛矯正は、それほど単純ではありません。
同じ程度のクセでも、
髪が太いのか、細いのか。
カラーをしているのか。
白髪染めを繰り返しているのか。
過去に縮毛矯正をしているのか。
エイジングによって毛髪が細くなっているのか。
毛先にどの程度ダメージがあるのか。
条件によって、髪が薬剤に耐えられる範囲は大きく変わります。
だからaltemaドット東京では、クセの強さだけを見て薬剤を決めません。
「酸性だから傷まない」「アルカリだから傷む」でもありません。
縮毛矯正剤には、酸性領域から中性、アルカリ性までさまざまな設計があります。
アルカリは毛髪を膨潤させ、薬剤を作用させるうえで重要な役割を持ちます。
一方、すでにダメージしている髪に必要以上のアルカリを作用させれば、毛髪への負担は大きくなります。
では、酸性なら傷まないのか?
そうとも限りません。
酸性領域でも還元反応は起こりますし、還元剤の種類・濃度・放置時間・熱処理などによって毛髪への作用は変化します。
逆に健康で薬剤が作用しにくい毛髪では、適切なアルカリを利用した方が合理的な場合もあります。
altemaドット東京では、
酸性=良い
アルカリ=悪い
という商品カテゴリーだけで薬剤を判断しません。

pHだけでは、薬剤の性質は決まりません。
ここから少しマニアックになります。
縮毛矯正剤を考えるうえで、pHは重要な指標です。
しかし、pHだけを見て「強い薬」「弱い薬」と判断することはできません。
使用する還元剤。
還元剤濃度。
アルカリ剤。
アルカリ量。
毛髪への浸透。
放置時間。
温度。
さまざまな条件によって、実際の薬剤作用は変わります。
だからaltemaでは、「酸性ストレートだから優しい」という言葉だけではなく、
目の前の髪に対して、どの程度の作用が必要なのか
から薬剤を考えます。
還元しすぎてもダメ。還元しなさすぎてもダメ。
髪への負担を減らしたいからといって、薬剤を弱くすればいいわけでもありません。
必要な反応が起こらなければ、クセは十分に伸びません。
反対に、クセを伸ばしたいからと必要以上に反応させれば、毛髪への負担は増えていきます。
つまり縮毛矯正では、
必要な反応は起こす。
でも、必要以上には反応させない。
このコントロールが重要です。
一人の頭の中に、同じ状態の髪だけが生えているわけではありません。
これが縮毛矯正を難しくする理由のひとつです。
例えば、
根元10cmは、まだ縮毛矯正をしていない新生毛。
その先は、半年前に縮毛矯正をした既矯正毛。
さらに毛先は、縮毛矯正とカラーを何度も経験した高ダメージ毛。
同じ一本の髪の中でも、場所によって施術履歴が違います。
さらに顔周りは細い。
後頭部は太い。
白髪染めを繰り返している部分がある。
紫外線やアイロンによるダメージにも差がある。
だからaltemaドット東京では、必要に応じて薬剤・塗布方法・放置時間・熱処理などを部位によって変えます。

アイロンは「180℃で挟めばいい」ものでもありません。
縮毛矯正では、薬剤だけではなくアイロン操作も非常に重要です。
温度。
髪に残っている水分量。
毛束の厚さ。
テンション。
プレス。
アイロンを動かす速度。
これらによって、髪に加わる熱の影響は変わります。
特にダメージ毛では、必要以上の熱によって毛髪タンパク質に負担を与え、硬さや質感低下につながることがあります。
だからaltemaドット東京では、
薬剤でどこまで作用させるのか。
熱でどこまで形状を作るのか。
このバランスを考えます。


「真っ直ぐになった」だけでは、altemaでは完成ではありません。
現在のaltemaドット東京の縮毛矯正ページにもあるように、目指しているのは縮毛矯正特有の硬さをできるだけ感じさせない、自然で滑らかな質感です。
クセを完全に消して、一本の直線にすることだけが正解ではありません。
根元には自然な立ち上がりを残す。
中間は収まりを良くする。
毛先には必要な柔らかさを残す。
髪型や髪質によっては、クセを完全に取り切らないという判断もあります。
縮毛矯正もヘアデザインの一部です。
「クセを何%伸ばしたか」ではなく、
その人が乾かしたときに、自然に髪型として成立するか。
altemaドット東京では、そこまでを仕上がりと考えています。
altemaドット東京では、こんなことをしています。
01|毛髪診断
クセだけではなく、太さ・硬さ・ダメージ・カラー・縮毛矯正履歴まで確認します。
02|施術履歴の確認
いつ、どこまで、どんな施術をしているのかを可能な範囲で確認します。
03|新生毛・既矯正毛の見極め
一つの頭をすべて同じ髪として扱いません。
04|pHの選択
酸性・中性・アルカリ性を毛髪状態に合わせて考えます。
05|アルカリ量の調整
必要以上に毛髪を膨潤させないよう薬剤作用を考えます。
06|還元剤の選択
毛髪状態・クセ・目的に合わせて還元剤を選択します。
07|還元力の調整
「強い・弱い」ではなく、必要な反応量を考えます。
08|薬剤の塗り分け
根元・中間・毛先など、履歴やダメージに応じて薬剤を使い分けます。
09|前処理
必要に応じて、薬剤施術前の毛髪を整えます。
10|放置時間の管理
薬剤だけでなく、時間も含めて反応をコントロールします。
11|中間処理
1剤処理後の毛髪状態を確認し、次の工程に必要な処理を行います。
12|水分量の調整
アイロン前の髪にどの程度水分を残すのかまで考えます。
13|アイロン温度の調整
すべての髪を同じ温度で処理するとは限りません。
14|テンション・プレス・スルーの調整
部位や髪質に合わせてアイロン操作を変えます。
15|形状形成
真っ直ぐにするだけでなく、自然な丸みや質感まで考えます。
16|酸化処理
還元後の毛髪に酸化処理を行い、施術を終結させます。
17|残留物への後処理
薬剤施術後に不要なものを必要以上に残さないよう処理します。
18|毛髪補修・質感調整
縮毛矯正による負担を考え、毛髪状態に合わせて内部・表面を整えます。
19|次回施術まで考える
その日だけきれいにするのではなく、次回のカラーや縮毛矯正まで考えて施術します。
「どんな薬剤を使うか」より、「その髪にどう使うか」。
高価な薬剤だから、きれいになる。
酸性だから、傷まない。
最新の薬剤だから、失敗しない。
縮毛矯正は、そんなに単純な施術ではありません。
毛髪診断 × 薬剤 × 還元 × 時間 × 水分 × 熱 × アイロン操作 × 酸化 × 後処理
これらの組み合わせによって仕上がりは変わります。
だからaltemaでは、「○○ストレート」という薬剤名やカテゴリーそのものを売るのではなく、
なぜ、この髪に、この薬剤を、この工程で使うのか。
その判断を大切にしています。
そして目指しているのは、
「縮毛矯正をかけた髪」ではなく、もともとこういう髪だったように見えること。
クセを整えながら、自然な柔らかさと扱いやすさまでデザインする。
それがaltemaドット東京の考える縮毛矯正です。






