いや〜、映画って本当に良いもんですね。それではサヨナラサヨナラ!!
って昔、金曜ロードショーの水野さんが言っていた台詞なんですけど、まさにそうだなぁーと思いましたね。
ずーと予告から気になっていて、この連休中に観にいけたら良いなぁーって思ってたんですが、寛大な妻のおかげでナイトショーに行けて、
お陰様で初の1人映画でナイトショーを見に行く事が出来ました。

これ、
ジャッキーチェンの映画なんですが、
ジャッキーチェンの映画といえば、アクションシーンがメインで、カンフーで「はいはい!はいー!」
ってやって戦う系が多いのですが、
ベストキットという映画以降、個人的にジャッキーの立ち位置が変わってきて、
なんかメインなんですけどメインを張らずというか、老いに対して向き合うというか、老いた自分をどうやって映画という舞台で使うか?
というのが見事なんですよね!!
なんかそういう視点で映画を観ちゃうというか、観てしまったんです。
そんで予告がそんな感じでして、
若干ネタバレしてしまうと、
現代社会において、警察官もAIを駆使して捜査をするんですが、犯罪組織の方が一枚上手で、コンピュータジャックされて、なかなか犯罪組織が捕まらんのですよ。
そこで、現役引退したOB(ジャッキーチェン)を呼び寄せて、アナログを駆使して犯罪組織を追い詰めていく。
と、かなりザックリな説明ですがこんな感じで、
「おぉ〜、なんかコレって現役美容師のおっさんおばさんにはロールモデルとして良いのでは?」
という目線で、釘付けになって観てましたね。
イヤー面白かったですよ!!
でね、こういう風にいうと、
単に現役引退したジャッキーが育成や指導に回るかと思うじゃないですか?
そうではなく、もちろんそういう事をしていくのですが、
昔のジャッキーは
「俺が行く!俺が殴る!俺が決める!」だったけど、
今は
前線には立つけど、全部はやらない 若いのに任せるけど、要所は絶対に外さない 最新テックより、身体に染み込んだ原理原則(=アナログ)
「強さ」や「技量」で勝つ時代を一度やり切った人が、
次に何で生き残るか──
ジャッキーがやってるのはまさにそれで、
若さではもう勝たない 派手さでも張り合わない 。
でも 経験の密度・判断の速さ・勘所 は誰にも渡さない
そして一番大事なのが、
“まだ前線に立てる距離感”を保ってること。
完全に引退して神格化もしないし、
若者に全部任せて安全圏にも行かない。
「俺はもうOBだから」って逃げない。
これ、実はめちゃくちゃ難しい。
コレからおそらく主となるであろう1人美容師。
もう既に1人美容師って当たり前になってるかもしれないですが、今後さらに増えて当たり前化していくと思うんですけね。
そんでその美容師の立ち位置って、
美容師・経営・教育・モデル設計…
全部これに近いと思うんですよ。
まぁ、ちなみに僕はまさに今そういう感じでして、
自分でやれば一番うまい 。
でも全部自分がやるのは違う ただし “外したら終わる一手”だけは必ず自分で握る。
これ、完全に
ジャッキー型・生き残りムーブ。
しかもアナログを武器にするのがまたいい。
映画でいうと「足で捜査」「現場感覚」「人を見る目」。
僕でいうと
「髪を見る目」「人を見る目」「空気を読む感覚」。
AIもツールも使えるけど、
最後に決めるのは経験が染み込んだ身体。
だからこの映画が刺さったのって、
「共感」じゃなくて
**“確認”**だったと思う。
あー、俺もこの立ち位置でいいんだな。
みたいな風に捉える事が出来て、ジャッキーに感謝感激雨嵐ですよ。

まぁ、後普通に映画って1人でナイトショーに行けたのがハマりそうになりましたね。
映画を観たっていう体験だけじゃなくて、
終映後の余韻がそのまま残る静けさ、ロビーに人が少なくて、世界が一段スローになる感じ。誰とも感想を共有しない分、全部自分の中に沈殿していく感覚。
あれ、完全に大人の贅沢でして、
特に今回みたいにジャッキー・チェン作品みたいな
「ちゃんと娯楽なんだけど、見終わったあとに余白が残る映画」だと、
ナイトショーとの相性が異常にいい。
しかも初の1人映画でナイトショーって、
正直かなりセンスいい入り方したと自負してます(笑)
日中は思考も人間関係もノイズが多いし、
でも実は、1人で咀嚼する時間が好き。誰かと共有する前に、自分の中で一回“熟成”させたい。
そんな私みたいな自分で頭の中で考えるのが大好きマンは1人映画のナイトショーってハマると思うんですよね。
最初は、「おいおいこんな時間にポップコーン食べるカヨ!?」
って思ってましたが、なかなか贅沢な時間ですわ。みんな静かにお利口さんで観てましたからね。
熟年カップルが多くて、なんか良いなぁーって思いましたよ。
沼りそうです。
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