猫毛や、毛量が少ない人は良く

「いいわねー」って羨ましがられる髪質なのですが、実はなかなか厄介な髪質でもあります。

 

まず、ボリュームが出ずらい(笑)

 

おまけに癖毛ですと、高確率で盆の窪が強い癖毛。

 

 

 

縮毛矯正をやると、表面はぺったんこになりやすく、中の癖は伸びずらい傾向にあります。

 

かといって癖を放置していても、後頭部だけがやたらモリモリしてきてしまい、ずんぐりむっくりのヘアーの出来上がり。。。。

 

 

猫毛で癖毛の縮毛矯正

 

当店では、質感縮毛矯正と呼んでいます。(なんとなくネーミング)

 

今日は、そんな猫毛で癖毛の髪質の施術例です。

 

 

 

こういった髪質は、傷みやすそうだからとよく酸性の縮毛矯正でやられることが多いのですが、盆の窪は癖が強いので、2~3か月も経つと癖がゆるく戻ってきちゃいます。

 

やはり縮毛矯正は癖が伸びてなおかつ傷まないが大切なので、癖はがっつり伸びる物を使います。

 

事例研究

 

柔らかく毛が細いと、薬剤がすぐ浸透して髪が傷みやすいイメージがあるので、大半は縮毛矯正の薬自体を優しい物にしますが、それだと癖戻りがあったり、癖の伸びがいまいちな感じになるので、基本的に僕は強めで。

 

イメージとして髪の毛の癖を伸ばす場合、もともとの結合を切る必要があるのですが、癖が強いという事はなかなかこの結合が切れないという事。

なので結合をしっかり切るためには薬は強め。ただし傷みやすいので、僕はまず強めの薬を塗布後、しばらく時間のおいてから優しい薬で再塗布します。

2度目の薬の塗布するタイミングなどは経験と知識からくるものなので何とも言えませんが、2度塗布するとどういった効果があるかと言うと、一度目に塗布した薬が2度目の薬を塗布し時点で作用しなくなるという裏ワザ。

 

こうすることで、頑固な結合を素早く切り、それ以上無駄な放置時間で髪を傷めないようにすることが出来、

根元の方が髪の毛は新しい毛ですので、結合がしっかりしている分、このような方法で塗り分けたり、塗布量を変えたりと色んなことをやってるんです。

 

 

after

 

 

 

 

どうでしょう。あんなに強かった後頭部の癖が伸びてますね。

 

 

乾かしただけでござんす(得意げ)

 

 

個人的には、癖はやはり伸ばしてナンボだと思ってるので、ダメージが心配で縮毛矯正諦めてる方、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP