タイトルだけ読むと何だか、

「部屋とワイシャツと私」

みたいですが、そんな感じの新メニューが登場したのでご紹介したいと思います。

altemaのトリートメント

開業当時からaltemaでやっているトリートメント的な物は、ざっくり説明すると髪の毛の中間部(中身)を修復するようなことをやってきました。

そもそも髪の毛は簡単に言うと3層からなり、1番外側をみなさんご存知のキューティクルと言い、その内側をコルテックスと言います。

さらに内側をメデュラと言うのですが、髪の毛の80%ぐらいの割合を占めてるのがコルテックスでして、

そこに働きかけるようかトリートメントをしてました。というか今でもしてます。

そうすると、ダメージした髪の毛が強く丈夫になる為やっているのですが、

この度新メニューでは、【髪の毛の外側】キューティクルに働きかけるトリートメントを作りました。

そう言う事言うと、そもそもトリートメントってそう言うものなんじゃないの?

って、言われそうですが、そんじゃそこらのトリートメントではありません。

どう違うのかと説明の前に、髪の毛の科学的性質をチョコっと話したいと思います。

この手の説明ってノウハウみたいになるので、クソつまらないと思いますが、すごい簡単に説明するので、なるほどなぁ〜ってなって頂けると信じて書いてます(笑)

毛とアルカリ

髪の毛は弱酸性って知ってますよね?

弱酸性ってPHってやつが、数字でいうと4.5〜5.5の範囲の事をいいます。PHってなに?ってここでは割愛しますね(笑)

とりあえず弱酸性はPh4.5〜5.5って事だけ知っといて下さい。

この数字が8.9.10って大きくなると、髪の毛は強度を失いアルカリに傾きます。

強度を失うにはアルカリを使えば、髪の毛は柔軟になります。

数字が大きくなると言う事は、髪の毛がアルカリになるって事です。

アルカリになると毛が柔らかくなるので、パーマとか縮毛矯正とかやりやすくなるのですが、髪の毛のキューティクルが開いたり、薬剤が浸透しやすいのでダメージしやすかったりします。

カラー剤やパーマ剤の多くはアルカリ性の物を使いますので、やり方によっては髪が傷むのです。

でも強い物を使わないと、特にクセが強い髪の毛とかだと癖を伸ばす為には必要だったりもします。

altemaでは、この時に同時にトリートメント成分を沢山入れたり、結合を増やしたりしてます。

だからアルカリを使った縮毛矯正も可能ですし、トリートメントだけでもツヤツヤのサラサラになります。

毛と酸

毛は酸に対して強い抵抗力をもってます。

髪の毛の主成分はタンパク質でして、タンパク質は酸にあうと引き締まる性質があります。

酸をつけると髪の毛のキューティクルがしまって、髪の中に酸を入り込むのを防ぎます。

ってことはですよ…

アルカリ栄養素を入れて、酸で閉じ込めて表面を整える

アルカリで髪の毛の内部に栄養素を入れて、

後日、酸で表面を整えて締めてしまえば最強なんじゃないかと…。

これを応用すれば、

例えば縮毛矯正で癖が強いけど傷むのが怖いって人は、根本のクセが強い所はアルカリでやってしっかりと癖を伸ばしたら、過去に縮毛矯正で傷んでバシバシな毛先は酸で締めればいいじゃん!!

って事が可能になります。

そうする事で、髪の毛に栄養を入れるトリートメントからもうワンラクス上がって、表面のキューティクルまで整える事が可能なトリートメント??なのか?

が完成です!!

気になる方は、是非やってみませんか?

縮毛矯正でバシバシな毛先の方は必見ですよ♪

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP