湿気の多い季節が多いと、美容室のメニューでは縮毛矯正をオーダーされる方が多くなります。

縮毛矯正をされる方が多くなるにつれて起こるのは、縮毛矯正の失敗です。

それだけ縮毛矯正というメニューは難しいという事になるのですが…

今回は、

「縮毛矯正で失敗した時にすぐに治しに行った方が良いの?それとも髪が傷むから辞めといた方が良いの?」

という疑問にお答え致します。

縮毛矯正の失敗でよくある【癖が伸びなかった時】は直ぐに治しに行こう。

縮毛矯正の失敗で多いのが、癖が伸びきらなかった。

結構多いです。

なぜ、このような事が起こるのか?

というとですね、

縮毛矯正って、皆さんご存知の通り傷むんですよ。

まぁ、正確には傷みやすい施術になるのですが、

人が髪の毛が傷んだ!!と認識するのは手触りや見た目が悪くなるとそう思いますよね?

縮毛矯正は癖を伸ばす為に、髪の毛のもともとの結合を切って、再び繋ぎ直すという作業をする施術なのですが、

このもともとの結合を切る時に、たくさん切らないと癖が伸びないので、薬剤をどのくらいのパワーでやれば良いのか?で頭を悩ませます。

強い薬を使えば結合をたくさん切ることは可能ですが、髪の毛が薬剤に耐えきれなくなり、手触り、見た目が悪くなり傷んでしまいます。

ですので、縮毛矯正をかける前の段階で、現時点での髪の毛の履歴、ダメージの度合い、髪の毛の残り体力を見極める必要があるのです。

結合を切って癖を伸ばさないといけないのですが、やたら滅多に強い薬剤を使えるわけでも無いのです。

施術をする髪の毛に対して、必要最小限の薬剤がパワーをドンピシャでやらないと、薬剤が優し過ぎるとク癖が伸び切らないということになるのです。

ただ、以上の理由から癖が伸び切らなかったということは、

もう少し強い薬剤でも髪は耐え切れたよ。

という事の証明でもあるのです。

また、縮毛矯正をした直後であればまだ髪の毛は安定していないので、癖を再度伸ばすのは薬剤パワーを優しくても伸びやすいので、

なる早でかけ直した方がが良いです。

ただし気をつけたいのが、伸びてるところにも薬剤が付くと、癖が伸びてるところの癖が戻るので、再び掛け直しになるため、

縮毛矯正を同じ箇所に2回やったのと変わらなくなるので、余程髪の毛の体力がない限り、確実に髪は傷むので、

一回の縮毛矯正で伸びていない所だけ掛けすように注意して下さい。

縮毛矯正の失敗でよくある【髪の毛がチリついてしまった】はかけ治しはケースバイケース

髪が薬剤のパワーに耐え切れずに、チリついてしまったり、ギシギシになってしまった場合、

大半はトリートメントやカットを検討すると思いますが、酸性縮毛矯正などで優しくサラーとやるのもオススメです。

チリついた!と感じるのは、

髪の毛の表面のキューティクルというところが、過剰な熱や薬剤のパワーで開き過ぎてしまったり、熱変性をしてしまった為、手触りや見た目が悪くなって起こる現象です。

根本的にはカットしないとその部分というのは治らないのですが、誤魔化す事は可能です。

キューティクルを整えればいいので、酸性縮毛矯正などで、再び縮毛矯正をかけます。

この時、癖は伸ばす必要はないので、薬剤を放置する時間はあまり必要なく、キューティクルを熱で整えるだけでいいので、薬剤付けたらすぐ流して貰いましょう。

そんで縮毛矯正みたいにアイロンをしてもらうと、チリついた髪の毛が整うので、手触りと見た目が向上します。

ただ、ダメージが無くなった訳ではなく、あくまで応急処置的な物なので、

その後のケアを怠ったり、上からカラーをしたりするとすぐにチリつきますので、髪のダメージ部分が完全に伸び切るまで、薬剤を使った施術はトリートメント以外控えましょう。

まとめ

美容室での縮毛矯正の失敗は、すぐに治すと傷むからやめた方がいいのか?というのは、

癖が伸び切らない

  1. 癖が伸び切らない場合は直ぐに治しに行く
  2. チリついた場合は、誤魔化すだけならケースバイケース

ということがお分かり頂けたでしょうか?

縮毛矯正で、「失敗した!!」となった場合、失敗のケースが、

癖が伸びなかったのか?

ダメージでチリついたのか?

で、判断すると、

「髪の毛が傷むからやめとこうかな…?」

と心配になる事も減ると思いますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

縮毛矯正で癖が伸びなかった。ダメージしてしまった。

そのような場合でも、当店では対応しておりますので、ぜひご相談くださいね。

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