湿気が多く、雨が降ったりやんだりしたますが、
この季節になると縮毛矯正をされる方が増えます。
そして、縮毛矯正あるあるなのかも知れませんが、
「縮毛矯正したら髪はどのくらい結んではいけないのか?問題」
これは、縮毛矯正した後に髪の毛を結ぶと、跡がつきやすいからなのですが、
直ぐ結んでもいいですよ。って答える美容室もあれば1週間くらいは結ばないで下さい。という美容室もあるので、まちまちです。
なんでまちまちなのか?って不思議に思いますよね?
おんなじ物提供してるのに、人によって結んでも大丈夫って言う人もいれば、結んだらアカン!!って人もいるので、
どっちやねん!!
何を信じたら良いのやら…。
って、悩みますよね。
悩んでしまうと、なぜか身内に聞いたり、友人に聞いたりするのですが、それこそなんの信憑性も無いですよね…。
そこで、今回はこの【縮毛矯正したら髪の毛はどのくらい空けたら結んでも良いのか?】問題について解説したいと思います。
目次
なんで人によってまちまちなのか?
人によって結んでも良いとなる、縮毛矯正後髪の毛結び解禁日が、違うのはキチンと理由があります。
何も適当に言ってるわけではありません(笑)
では、何を基準に言ってるのか?
それは、髪質です。
髪質によって結んでもいいよ。って、なる日数が違うのです。
癖が強く、毛が硬く、しっかりと縮毛矯正を伸ばさないと癖が伸びない髪の毛は、
ぶっちゃけ24時間経てば全然大丈夫だと思います。
逆に癖は強いけど、髪質が柔らかくて細い場合、24時間以内に結ぶと痕が付きやすく、今度はそれが癖になる可能性が高いのです。
なので、縮毛矯正は施術をした人によって、「結んでも良いですよ。」って、いう日数が違うのではなく、縮毛矯正をしたお客さんの髪質によって、結べる解禁日が違うのです。
結べる具体的な日数とは?
髪質によって結べる解禁日が違うという事で、
じゃあ、どんな髪質であればいつぐらいから結んでも良いのか?
という事で、
具体的にはこの日数開ければ結んで大丈夫です。
・髪の毛が太くて硬くて癖が強い=翌日
・髪の毛が太くて硬くて癖が弱い=翌日
・髪の毛が細くて柔らかくて癖が強い=5日〜7日後
・髪の毛が細くて柔らかくて癖が弱い=7日以上
上記の日数は目安としておくと良いと思います。
なぜ縮毛矯正後は結ぶと跡がつくのか?
実は矯正してなくても 強く結んでたら髪の毛は跡がつき、毎回同じ場所で結んでいたら癖になりやすいです。
これは、髪の毛のケラチンタンパク質と言うものがあるのですが、何にもしなくても勝手に自然に切れたりくっついたりしているんです。
髪の毛の芯みたいなものが切れたりくっついたりするもんだから、勝手に癖になったりするんですね。
だから強く結んでると、跡が残ったりするのです。
そして、縮毛矯正直後はとくに跡が残りやすいかというと、
縮毛矯正の癖を伸ばす原理として、髪の毛の内部のケラチン同士の結合を薬品で切り離して、
アイロンでストレートの形状にして、
2剤という薬品でその形で 定着(再結合)させるのですが、
定着させるときに、すべてが再結合される訳ではなく
、どうしても切れっぱなしで再結合しないケラチンというものが存在します。
縮毛矯正の直後の切れっぱなしケラチンは、ミックスジスルフィドという不要な残留物がついているので、特に結び跡とかがつきやすい状態なんです。
この切れっぱなしのケラチンと、勝手に切れたりくっついたりを繰り返してる結合の関係で、縮毛矯正直後は特に、結んだ跡とかが出来やすかったりするのです。
跡がついてしまったらどうしたいいのか?
まぁ、そもそも跡が付かないようにという内容で書いてるのですが…
結ぶな!って、訳にもいかないわけですので、
出来るだけきつく引っ張った感じで結んだりしない。(シュシュとか)
しっかりとドライヤーで乾かしてから結ぶ。
スタイリング剤などで水分を与えるようなモノも使わない。
同じ部分に跡が残らないように少し場所を変えて結び直す。
など。
それでも、結んでしまって跡がついてしまったら…
一旦濡らして、しっかりと乾かして、
その部分だけストレートアイロンで真っ直ぐにストレートにしましょう。
熱で残留物も取れやすくなる為、縮毛矯正した1週間ぐらいは、髪の毛洗って乾かした後はアイロンスルーなどをするとより効果的です。
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