今回は縮毛矯正のくせ毛戻りに対する修正の施術例です。

最近縮毛矯正の種類で多いのが、酸性系の縮毛矯正。

従来のアルカリ性の縮毛矯正に比べて傷みが少ないとの理由で、酸性系の縮毛矯正の商材を仕入れて、取り扱っている美容室が増えてきました。

確かに手触りや質感は柔らかく、癖が伸びたら最高なんですが、癖が伸びづらいというのがデメリットとあります。

まぁ、お客さんからしたら癖が伸びて仕上がりに大差ないのであれば、アルカリ性だろうが酸性だろうが、なんでも良いんですけどね(苦笑)

酸性の縮毛矯正は、髪の毛のキューティクルという部分を損傷しせづらいので、質感が抜群に良いのですが、

癖が戻りやすく、しっかりと癖を伸ばしたい髪には、施術する人によって仕上がりがマチマチになりがちなんです。

特に多いのが、もともとハイダメージ毛で普通に縮毛矯正かけれない人に酸性の縮毛矯正をするパターン。

ハイダメージ毛でも癖が強いと伸びづら髪で、なおかつ、

根元とか新しく伸びて来た所が、傷んでない髪だったら、根元と毛先で縮毛矯正の薬剤を塗り分けないといけないので、縮毛の難易度が物凄く難しくなります

ビフォー

【素材DATA】

  • 毛量 多め
  • 癖 右後ろだけだけ中間部に癖戻りがある
  • 硬さ 普通

ビフォーはこんな感じです。

明らかに右後ろだけ癖がガッツリと戻ってます

ここは、縮毛矯正をかけた直した方が手っ取り早いです。

アフター

手櫛で乾かしただけで、自然と真っ直ぐにまとまりが出ました。

綺麗に癖が伸び、手触りもバッチリです。

もともとのつむじの向きが頭頂部に強くあり、毛流れが右後ろに集中している為、どうしてもいつも右側の後ろだけ癖が戻取るのだとか。

よく、デジタルパーマも「片方だけすぐ落ちるんだよねー。」

って、感じる方は、同じようにつむじの向きがそこに毛流れが向かってるので、そう言う髪質なんだと思います。

今回は根本がほとんど癖が伸びていなく、中間部だけの癖戻りだったので、癖が戻ってるところだけ、縮毛矯正の薬を濃いのを塗布し、

周りは馴染ませる程度の髪質改善系のトリートメントを同時に施術させて頂きました。

部分的に縮毛が取れて知った方などは、ぜひお任せください♪

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