「髪の毛の量は減らしたいわけではないけど、髪型が軽く見えるようにしたい。」

今回は、そんなお悩みでご来店して頂いたお客様の事例をご紹介したいと思います。

パサつきたくはないけど軽くは見えるようにしたい

多くの方がそう思ってることだと思います。

実は、髪の毛をすくことでパサつきやすい毛質と、ある程度すいてもパサつきにくい髪質が存在するのはご存知でしようか?

すくいて毛量を減らす事でパサつく毛は、髪の毛が細くて量が多い人です。

すいて毛量を減らしてもパサつきにくい毛質は、太くて硬いけど毛量がそこまで多くない毛質の人です。

大半の方が前者になるので、減らすことで髪の毛はパサつきやすくなります。

before

まずはbeforeの確認です。

パサつくのが嫌だからと毛量は減らさずに、毛先をぶつ切り状態で伸ばしているスタイルです。

素材DATA

  • 髪質…細毛
  • 量…多い
  • 履歴…カット+カラー 半年以上前に縮毛矯正
  • 施術内容…カット+カラー+トリートメント

毛先が揃ってカットしてある状態なので、髪の毛の重さが毛先に1番かかってしまってます。

スタイルとして、長さはあまり変えたくないとのことだったのですが、見え方を軽く見えるようにしたいのと、尚且つまとまりがあるようにしたいとのこと。

すく以外でも髪の毛の見た目が軽く見えるようにするには、

段差を付けてカットをすれば毛先の重さがある程度取れ、カットのラインがVになるので、二つに分けて前に持ってきた時に、内側に毛が入るのでまとまりも出るようになります。

after

髪の毛は短い所から長いところに流れる習性があるので、顔まわりから襟足にかけてVの字にカットすると、

後ろに降ろした時には、まとまりが出て、前に持ってくると、内巻きになるのでそこでもまとまりが出ます。段差がつくのでぶつ切りよりも毛先も軽く見えるようになります。

ぶつ切りよりだと、毛先が跳ねてしまうのと重さが下にくるので、軽さを出すスタイリングが難しくなります。

ミディアムぐらいの長さの方は、ぶつ切りにするとやりにくさが一気増すので、まとまりたいけど軽く見せたく、パサつきたくない方は参考してみて下さい♪

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