癖毛にも様々な種類がありまして、今回は根元はそこまでの癖は無いのですが、中間部にだけ癖が強く出てしまう髪質の事例をご紹介したいと思います。
そもそもなぜ中間部に癖が出てしまうのかと?と言いますと、
- 髪質
- 結び目の後
- 前回の縮毛矯正が取れた
だいたいこの3つが原因で中間部に癖が出ます。
【髪質】で中間部に癖が出る場合は、元々の癖がそういう癖なので、特に説明はいらないですね(笑)
【結び目の後】の場合は、髪の毛を結んでいる所が毎回同じで、尚且つ髪質が柔らかく猫っ毛みたいな毛質はゴムの跡がつきやすく癖になりやすい傾向にあります。
【前回の縮毛矯正が取れた】ケースは、以前かけていた縮毛矯正が緩くて、取れてきて癖が出てしまったという事もあります。
今回の中間部に癖が出てしまった髪質はこちらになります。
目次
before
分かりやすいぐらい中間部に癖がありますね。
そして毛先が真っ直ぐなので、これは以前かけた縮毛矯正が残ってるのが見て分かります。
髪質DATA
- 髪質…猫っ毛、癖毛
- 量…少ない
- 履歴…縮毛矯正、カラー、トリートメント
- 今回の施術内容…カット+カラー+トリートメント+縮毛矯正
根元の癖がそんなに強くなく、髪の毛の中間部に癖が出てしまう髪質です。
以前、縮毛矯正をされた時に髪質が思ってるよりも硬くなりピンピンしてしまったのが嫌だったそうで、
縮毛矯正のセオリーとして、施術の際は以前かけてある部分は薬剤は付けずに新しく伸びてきた癖だけに対して縮毛矯正の薬を付けるのですが、
今回は、縮毛矯正の履歴が残ってる毛先はピンピンさてしまってるので、あえて縮毛矯正の薬を付けてあります。
ただし、縮毛矯正がすでにバッチリとかかっていますので、毛先の硬さが取れれば良いだけなので、毛先は限りなく優しい薬で塗布して、さらに放置時間も少なくしております。
根本は少しだけあけて、根本1センチ弱ほどあけてから中間部の癖まで縮毛矯正の薬塗布して、少し時間を置いてから優しい薬で毛先まで馴染ませる。
そんな感じで同じパネルの髪の毛に、縮毛矯正の薬の塗り分けと時間差をして、薬剤負担を必要最低限にしております。
after
カラーもトーンダウンし、色を落ち着かせおります。
毛先の硬さをとりつつ、中間部の癖をしっかりと伸ばし、ペッタンこにならないように、根本は外してボリュームを無くさないようにしております♪
柔らかい質感を残しつつ、ハリコシは失わず、癖はしっかりと伸ばす事が出来ました♪
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