毎日暑いですねー。

僕は見た目に似合わず暑いとか寒いとか苦手でして、毎年夏になると肌が勝手に焼けてくるので、海でも行ってるのではないか?と思われて、

「どこの海がオススメですか?」

という先入観で聞かれるのですが、全く海は行きませんし、ましてやサーフィンなども生まれてこの方やったことはありません。

まぁ、ロン毛の色黒なので無理もないのですが、丘サーファー中の丘サーファーで、もう自宅サーファーと読んでも過言じゃないですよ。(なんだ自宅サーファーて?)

先入観って皆さんあると思うのですが、美容室においてこの先入観は実は危険です。

〇〇しなきゃ

こう思うっている常識的な物は、実は根拠のない事が多かったりします。

その代表的なのが、カラーしたらトリートメント

これ当たり前のように考えていませんか?

普通にカラーをしたらシャンプーして、そのままトリートメント…。

結構当たり前のように美容室でやってませんか?

実はこれ断言しますが…髪が傷むのでやめましょう!!

カラーした後のトリートメントは傷む理由

え?髪が傷むの?

だってメニューとかで、カラー+トリートメントとかカット+カラー+トリートメントとか普通にあるじゃん!!

って思いますよね?

この美容室では当たり前の事、もはや定番となっているメニューのカラー施術後のトリートメント

この常識を今から覆していきたいと思います。

そもそもよーく考えて頂きたいのですが、

カラーしたら髪の毛は薬剤による影響で傷みますよね?

これは周知の事実でして、考えるまでもないですよね?

そんで傷んだから、その後にトリートメントをする。

……

…………!?

ん?

って思いませんか?

髪の毛が傷んだからトリートメント??

そもそも髪が傷まないようにすれば良いじゃん!?

って、なりませんか?

髪の毛は自分で元に戻ったり修復するなどの機能はないのでトリートメントをして栄養を入れたりなんだりすのですが、

そもそも髪の毛を傷ませてからトリートメントをするのって、なんで?

って思いませんか?

まず傷ませないように染めよう!!って事なんですよ。

理由①トリートメントは前処理としてカラーよりも先にする

カラーで髪が傷むから仕方なくトリートメントをする。

こう思ってるから、

髪の毛はカラーで傷むもの。

そう思い込んでいませんか?

カラーである程度傷むのは仕方ない!

だからカラー後にトリートメントって、やる人とやらない人が分かれると個人的には思ってるのですが、

まぁ、それは置いといて、

カラーで傷むのはしかたない!!

これは、仕方なくない!!です。

その為には、カラーの前段階でやる前処理はとても大切なんですよ。

カラーの前にトリートメント剤で栄養補給をし、しっかりと定着させてからカラーをする

こっちの方が圧倒的に髪が傷まないと思いませんか?

実際にカラーの後にトリートメントをやるよりも、カラーの前にトリートメントした方が、髪の傷む度合いは後者の方が全然少なくて済みます。

よく、この前処理について「意味がない!!」

という考えの美容師さんもおりますが、それはしっかりと時間をかけて定着をしていないからそう考えるのだと思います。

ところが、

カラー後にトリートメントをする場合、しっかりとしたトリートメントをする時は、トリートメントの放置時間をしっかりとおきますよね?

もしくは、スチーマーや促進機などを使ったりしますよね?

これを前処理にやらないから

「意味がない」

と思われてるのだと思います。

理由②空気に触れさせないからカラー後のトリートメントは傷む

カラーしたら髪の毛は、アルカリ性というのに傾きます。

これは、一般的なヘアカラーと言われるものが、アルカリ性だから起こるのですが、髪の毛は皆さんご存知の弱酸性

カラーしたらアルカリ性に傾くので、弱酸性に戻さないと髪は傷み続けてしまいます。

これはどうやって弱酸性に戻すのか?

というと、酸化促進をさせないといけません。

早く酸化促進させる為には、髪を空気に触れさせないといけません。

ところが、カラーした後にトリートメントをしてしまうと、空気に触れさせるどころか髪の表面をコーディングしてしまうので、なんならしばらく空気に触れさせてくれなくなります。

トリートメントをした直後は、コーディングされてるものですから、手触りや艶感は出ますが、実はそれ、髪の毛が綺麗になってるのは偽物です。

コーディングしてるからなんだか良くなってるような気がするだけです。

そう見せてるだけで、カラーしたのに髪が空気に触れてないものですから、アルカリ性に偏った状態が長続きすると、

その間は髪の毛は安定せず、色落ちも早くなります。

理由③残留アルカリが取れないから

先程の、

カラーをすると髪の毛はアルカリ性に傾き、その上からトリートメントをする為、髪の毛が空気に触れてない状態が続くから弱酸性に戻らない。

よって髪が傷む。

というのはご理解頂けたと思います。

そして、もう一つ。

髪の毛はカラーをするとその残留物が髪に残ります。

これを残留アルカリと言います。(他に呼び方があるのか知らないけど、勝手にそう言います)

近頃、この残留アルカリが髪に残ると、髪が傷むなどの理由で、美容室によっては取ってくれるところもチラホラと増えてきてはいますが、

具体的には、炭酸泉やその他の方法など…

ですが、どんなに頑張っても9割程度しか取れません。

実際、こんだけこだわってやってるアルテマでしても95%がアルカリを取れる限界です。

何故か?

これは、あぶらとり紙と一緒で、髪の毛の深部にまでいってしまったアルカリは、外側に出てこないと取れないからです。

無理にアルカリ剤を取ろうとすれば、髪の毛が逆に傷む為、本末転倒です。

この残留アルカリは、カラーしたら3日間はでます。

この3日間で表面に出てくる残留アルカリを取る事で、髪の毛はクリアになり、ダメージし続けない髪になるのです。

そう言った理由から、カラー後にトリートメントをしてしまうと、3日間で出てくる残留アルカリが取れなくて髪が傷むため、

トリートメントは、実は、カラー後3日はしない方がむしろ髪は傷みません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

カラーしたらトリートメント

この当たり前の常識となってる美容室のメニュー

そもそもなんで?

って、考えると実は意味ないし、むしろ逆効果となるので、

カラーをしたらトリートメントよりも、その前にトリートメントを前処理として定着してからカラーをするか、

3日間はカラーの残留アルカリが停滞し、表面に出てくるので、カラーしたら3日後にトリートメントだけする方が、髪には全然良いです。

そして、カラーしたらしっかりと空気に触れさせ、早く弱酸性に戻す事で髪の色は持つし、髪の毛も必要以上に傷み続けません。

是非、今回の記事をご覧の方は、

カラー+トリートメントという美容室のメニューの常識に惑わされる事がないようにして、ステキな艶髪を目指していきましょう!!

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