今回は縮毛矯正のリタッチについて書いていきたいと思います。
基本的に、縮毛矯正は新しく伸びてきた癖に対して薬液をつけるのが一般的で、髪への薬剤ダメージの負担が最小限に済みます。
この新しく伸びてきたところのみに薬剤を付ける事を、美容室用語ではリタッチといいます。(知ってる人も多いはず)
そう、縮毛矯正は何回も毛先にやるもんでもないです。
傷むし…
ところが、このリタッチ縮毛矯正は以前かけたところとの境目が癖が残りやすく、なんか髪の毛の中間だけ癖がでてしまったりすることが、たまーにあります。
これを防ぐ為には、やはり毛先まで付けることが望ましいのですが、
毛先までやると傷むので、縮毛矯正のダメージが出てきやすいと言われる所以でもあります。
今回はそんな縮毛矯正の、1回目は毛先までやったけど次どうするの?というリタッチのお客様の事例を紹介したいと思います。
目次
before
まずは、ビフォーの確認です。
はい、根本の癖が出てるのが分かるかと思います。
めくってみると、
このぐらい癖が出ております。
本来は、根元の癖が出てる部分にしか縮毛矯正はやりませんが、altemaでは基本的に毛先まで全部薬液をつけます。
その方が、中間だけ伸びなくて変な癖が出る心配もないからです。
やり方としてはまず、新しく癖が出て来てる所にだけ縮毛矯正の薬を塗布します。
全体的に根本を付けたら、時間を置いて、ちょうどいい塩梅で毛先まで伸ばします。
この時の根本の薬を置く時間は、髪質やダメージ度合い、などによって異なります。
毛先に関しては、すでに縮毛矯正をしてある髪の毛なので、時間は置きません。
毛先まで伸ばしたら、直ぐにシャンプー台ですすぎます。
もう毛先に関しては、付けたら流すぐらいの気概で充分。馴染ませる程度でいいのです。
after
いかがでしょうか?
癖もしっかりと伸びて、毛先も質感がツヤツヤで柔らかそうに見えませんか?(実際に触ると柔らかいんですけどね)
縮毛矯正をしたからといって、毛先がピンピンになるわけでもなく、癖が伸びていないと言ったこともなくなります。
まとめ
縮毛矯正=傷む
と思ってる方が多いとは思いますが、
やり方次第です。
確かに薬剤の影響が全くないのか?と問われれば、影響がないわけではないですが、髪の毛に必要最低限の負担しか与えてません。
この負担がないと、髪の中に浸透せず、トリートメントも入って行きにくくなり、癖も伸びないといったことになりかねません。
薬剤の影響を必要最小限に留めることで、癖を伸ばし質感を改善していくことが出来るのです。
縮毛矯正をやりたいけどダメージが心配とお悩みの方は、是非一度ご相談ください。
やり方次第で、縮毛矯正は髪質に合わせることが可能です。
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