こんにちは。髪質改善専門店の代表の市川優です。
東京都中央区日本橋小伝馬町駅エリアでaltemaという、髪質改善のみを極めて、拘りまくったケア専門の美容室やってます
ご予約はLINE の方からがスムーズです。

縮毛矯正を年に2回とか、定期的やる方で、毛先のダメージが蓄積していくと、

縮毛矯正をしていた髪の毛がゴワゴワになる事があります。

こんな感じで。

こちらの髪の毛は、定期的に縮毛矯正をかけている方の髪の毛です。

せっかく真っ直ぐになる縮毛矯正をしても、

「ダメージが心配でやるか悩む」

と、思ってる方は実は多いのです。

なんで、こんな風に傷むのかと言いますと、白髪染めを定期的にしている髪の毛に起こりやすいです。

カラー(特に白髪染め)はアルカリ剤という薬を使い染めるのですが、強い縮毛矯正の薬を塗布すると、それもアルカリ剤ですので、髪の毛が弱酸性からアルカリに傾くのです。

本来は少しずつ弱酸性戻っていくのですが、白髪染めのスパンが早く、常に染めていたりすると残留しているアルカリ剤があるので、それで傷みやすくなります。

しかも2年前に矯正をかけ、半年前に矯正を再びやったそうなのですが、髪の毛にハッキリとその履歴が現れております。

毛先は伸びてはいますが、ダメージでパサついています。

半年前にやったところは、多分ですが伸びてきたところのみを縮毛矯正したのですが、

ダメージが出てしまい、かつ綺麗に伸びていません。

同じ髪の毛でも、ダメージ部分がかなりの違いがあります。

傷んでない髪の毛の体力が100%だとしたら、

根元が100%、中間部が40%、毛先は50%ぐらいです。(適当ですが、だいたいこんな感じで合ってると思います。)

どうやって綺麗にしていくか?

はい、こっから癖を伸ばしていくのですが、この場合、やり方としてセオリー通り行くのであれば、

100%の根元だけ縮毛矯正をしていくのが、髪の毛に負担なく、安全に出来ます。

この、100%の状態から縮毛矯正の力が30%だと仮定すると、

100-30=70

根元の体力が70%残ることになります。

50%を切らない限り、縮毛矯正を施術しても表面的にダメージが出てこなければ、縮毛矯正をかけれると言うことになります。

って、考えると根元しかかけれないのが分かると思います。

これはなにも縮毛矯正だけの話ではなく、カラーやパーマも同じことで、表面的にダメージが出てこない限界値が50だとすると、その範囲での施術であれば、基本的に何やっても大丈夫です。

ところが、今回ケースは毛先のゴワゴワも取りたい。

でも癖も伸ばしたい!!

皆さんもそんな経験ありますよね??

こうやってやります。

根元の新しく伸びてきた癖は伸ばさないと行けないので、30%の力の縮毛矯正の薬を使います。

中間部は、1%〜3%ほどの力の薬を使い、縮毛矯正を限りなく緩くかけつつ、栄養素を入れて行きます。

毛先は、栄養素だけを入れて行きます。

このように、同じ髪の毛でも、部分的にダメージが違うので、使う薬剤も、髪の毛のダメージ度合い合わせて変えていかなければ行けません。

仕上がり

はい、ワンツースリー!!✍️ ✍️ ✍️(古いか?)

なんと言うことでしょう(笑)

綺麗に伸びているではありませんか?

中間部のパサついて、とれかけていた宿毛矯正部分も再度ゆるくかけてあげることで、最小限のダメージで綺麗に伸びます。

毛先はもともと真っ直ぐなので、栄養素を入れてあげるだけでパサつきは抑えられます。

横から見ると、艶が凄く出たのが分かると思います。

縮毛矯正が伸びなかった場合はもう一回すぐにやること。

縮毛矯正はダメージがネックになるので、

髪に優しくやろうとして、薬の力を抑えてやったところ、癖の方が勝り、伸び切らなかったことって良くありませんか?

これは、美容師さんが髪の毛を必要以上に傷ませないようにやって、結果癖が強くて伸びなかったと言うケースなのですが、

ここで、癖が伸び切らなかったからと言って、再度、縮毛矯正をやるのを傷むからやりたくない!!

って方がいるのですが…

逆です。

傷ませたくないのなら直ぐにかけ直して貰いましょう。

癖が伸びなかったと言う事は、それだけ髪の毛の癖が強かったという事なので、次にやる場合は、もう少し優しい薬でも伸びます。

100-20とかでやって80残っていた。

でも、70まで削ると癖が伸びる。

すると次は10の力の薬で良くなります。

この時にまた、20とかの薬だと必要以上に傷むのですが、それが嫌で放置してしまうと、

また、根元、中間部、毛先とダメージが均一にならなくなり、バラバラした状態で縮毛矯正をかけなくては行けない日がやってくるので、

縮毛矯正が伸びかった場合は、期間が開かなければ次に伸ばすのは簡単なので、すぐにやり直して貰いましょう。

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP