突然ですが、
あなたはカラーした日から、どのぐらい色が持ちますか?
人により答えがまちまちだと思いますが、
3ヶ月以上持つという強者もいらっしゃいます(^^;)
髪の毛を明るく染めれば染めるほど、
色持ちは悪くなりますよね?
実はこれ、明るく染めることで髪の毛の中身がスカスカになり、
髪の下地が明るくなるので、色味が抜けやすくなるからなんです。
だから、明るくなってしまった時に色味を持たせるために暗く染める方もいますが、
染める前の色が明るい場合、下地がスカスカで色味が抜けやすく状態なので、
その上から明るい色味で染める場合と、暗い色味で染める場合とでは、カラーの持ちはそこまで大きく変わりません。
地毛みたいにしたい場合でも、白髪染めとかしても、髪色が抜けてきた時に明るく抜けなくなるだけで、色落ちのペースは変わりません。
特にブリーチをしたことがある方なら分かるかと思いますが、一度髪色を明るくしてしまうと髪色を持たせるのは至難の技になるので、
シャンプー時に通常ムラシャンなどで、物理的に色味を補っていくしかなくなります。
では、どうしたら染めた色味が持ちやすくなるのでしょうか?
今回はそんな髪色が持たない!!とお悩みの方への、ちょっとしたことで、染めてから髪色が持ちやすく方法を事例をもとにご紹介します!
目次
before
まずは先日にご来店いただきました お客さんの ビフォー写真です。
すっかり髪色が抜けてしまい、赤茶てしまい、ハイライトの部分がはっきりと黄色になっているのが見てわかります。
要望として、とにかく髪色が持ちやすくなるのと、
地毛みたいな暗い感じにしていきたいけど、真っ黒になるのは嫌。
自然なアッシュ系の暗めの色にしたい。と
の事でした。
なぜ暗めだけど真っ黒は嫌かと言うと、
単純に お客さんは暗く染めれば色持ちが良くなると思ったからもありますが、
白髪染めみたいに真っ黒にしてしまうと、今度は明るく染めることが難しくなり、
白髪染めで暗くした髪の毛を明るく染め直す場合、髪が傷むという話をさせて頂きましたので、
それでアッシュを濃く染めて色味で暗くする方が良いとだと考えたからです。
色味で暗くするとは、普通のカラーのトーンダウンをするのでは無く、
染料を濃く入れる事で、髪の見た目が鮮やかになり、暗く染めても透明感が出やすくなる特徴があります。
また寒色系の色は、赤や茶色などの反対色になるので、赤茶けしてしまう人にはうってつけの色味でもあります。
つまり髪色をトーンダウンするのではなく、染料を濃く入れる事で暗く見えるということですね(^^)
元々明るい髪なので、染料を濃く入れる事で、黒に近づけても鮮やかな色に染まります。
after
綺麗に染まりました。
お客様も自然なアッシュ系の黒髪になって、とても喜んで頂けました。
元々の色味がコチラ
染めた直後がこちら
ウーン、綺麗だ♪
染めた髪色を少しでも持たせる方法
このように、染めた髪色を少しでも持たせる方法は、早い話髪の毛を洗わなければ持ちます(笑)
ただ、そう言うわけにも行かないので、染めてから3日間はヘマチン配合のシャンプーを使いましょう。
髪は、染めたらアルカリという薬剤が残留します。どんなに施術当日にそれらを取っても10%は残留します。
それは髪の中に浸透してしまうので、表面に出てくるまで時間がかかるからです。
そして薬剤が残留する事で、髪の毛はアルカリに傾き、弱酸性に戻るまでに髪の毛は傷み続きてしまいます。
すぐに出来れば残留するアルカリ剤を取り除いて髪の毛のダメージの進行を止めたいのですが、シャンプーすれば良いという単純なものでもなくなります。
そしてシャンプーすればするほど髪色のもちが悪くなります…
そこでオススメなのがヘマチン配合のシャンプーです。へ
ヘマチンは残りやすいアルカリ剤を除去し、髪のpHを整え弱酸性に戻す効果があります。
独特な臭いがするかもしれませんが、髪色の持ちやダメージ、ましてやカラーによる白髪の増加や薄毛の増加も予防してくれるので、とてもオススメです!!
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