癖にお悩みの方は、縮毛矯正を定期的にすると思いますが、ショートカットのスタイルで縮毛矯正をしていると、持ちが極端に悪くなります。

今回は、ショートカットのスタイルに縮毛矯正をして、癖でまとまらない、広がる、シルエットが四角くなる。

そんな髪質の解決事例です。

before

早速beforeからです、

縮毛矯正が毛先に残っており、根元の癖が伸びてきてスタイルが四角くなってしまっております。

ちなみにですが、ショートカットやボブに縮毛矯正は基本的にやってはダメな人が多いです。

短いスタイルに縮毛矯正は向きません。

なぜか?

それは、癖を伸ばす時にストレートアイロンで挟んで両面から熱を当てていくのですが、ストレートアイロンって板状になってますよね?

どんなに内側に入れながらアイロンをしても、板状のアイロンで内巻きにするには長さが足りず、パネルも何枚に分けてやるため、どうしても自然な内側に入りにくくなります。

しかも短いから1〜1.5ヶ月もすれば根本が伸びてくるので、癖とストレートでなんか根本もりもり毛先ピンピンして、スフィンクスみたいになります。

もう、圧倒的にスタイルの持ちが悪いんです。

男性で縮毛矯正をした人なら分かると思いますが、前髪だけ、顔まわりだけ、とかやっても河童になりますし、全体的にやろうもんなら全盛期にヒサシ(GLAY)みたいなツンツンヘアーになります。

それだけ癖毛を真っ直ぐにしながら、髪を柔らかく見せるには、縮毛矯正には長さが必要必要なんです。

髪質DATA

  • 髪質…柔らかい
  • 癖…強い
  • 毛量…少ない
  • 履歴…縮毛矯正.カラー
  • 今回の施術内容…カット、カラー、トリートメント

髪は伸ばしてる最中だったそうなんですが、どうにかシルエットを変えたいという事だったので、ある程度カットで長さを切らせて頂きました。

縮毛矯正も考えましたが、時間的に出来ずで、あとは自分でもスタイリングでなるべく出来るようにとなりました。

after

襟の長さは変えず、表面の乗っかってきて四角くなってる部分をカットさせて頂きました。

あとは短いところは癖で膨らんでしまうので、表面は長さがあると縮毛矯正で髪が真っ直ぐ板状になり、余計に後頭部に丸みが出なかったので、物理的に◇にカットしてあります。

もともと猫っ毛なので、癖でパサついて見えやすいとお悩みでしたが、幸いにも柔らかい毛質は縮毛矯正かかっていてもある程度ブローなどをすれば内巻きになります。

縮毛矯正は髪質を選びます。

髪質が細くて柔らかい場合、縮毛矯正をかけるとペターってなり、ボリュームも出づらくなります。

ですので、根元は数ミリ開けてかけてあげるとボリュームを失わずにかけれるのですが、アイロンを入れる際に髪の毛を持ち上げる角度が重要になります。

頭皮に対して垂直にしないと、根折が起きてしまいチンアナゴになります。

ただ、縮毛矯正がピンピンしずらいというメリットもあります。細くて柔らかい毛質なら、縮毛矯正の上からブローや、アイロンやコテなどを使って形をつけやすく、温度も低くしても形が作りやすくなります。

幸い、ブローを普段からもやろうと思えばできるそうで、毛先だけを内に入れるのではなく、根元から引っ張るようにとアドバイスさせて頂きました。

ちなみにブローで内巻きにするコツは、完全に乾かしてからブラシを入れても内巻きにはならないで、

8割乾かして、残りの2割で乾かしながら形を作ってくという感じでやると、綺麗な内巻きが作れます。

完全に乾いてからブローしても傷むだけで、余計にパサつきます。かといってビチョビチョな状態からやっても傷むんですけどね。

ブラシ通す時に1発で形が作くぐらいのイメージで半乾きを作るとうまく行きます。

ブローが難しい場合は、お母さんのクルクルドライヤーを使うと手軽にやりやすくなるのでオススメです。

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